楽器の買取について。楽器屋さんと買取業者の違い

使わなくなった楽器どうされていますか?

眠っていますか?

大人になると仕事、育児、生活に追われ楽器を吹く時間や余裕がないことも多いです。また現役の時と練習量が劇的に少なくなり思う通りに楽器が吹けないことが歯痒くやめる方もいます。

今回は眠っている楽器の売り先について考えていきます。

楽器の査定

クラリネット
クラリネット

楽器の査定について

  1. 有名ブランドは買取が高め
  2. コルネットなど使用頻度が低めの楽器は値段が低め
  3. 市場の売価の半額以下と考えた方がいい
  4. 中国製の激安楽器の下取りは値段がつかない
  5. 使用年数より楽器の状態の方が重要
  6. バスクラ、バリトンは中古市場でも個体数が少ないので需要がある

ざっと考えても、こんな感じでしょうね。

有名ブランドの買取

中高校生で個人かいが多い楽器

  1. トランペット (バック、シルキー
  2. ホルン(アレキサンダー、ハンスホイヤー)
  3. トロンボーン(バック、ゲッツェン)
  4. ユーフォニアム(ベッソン、ウィルソン、ヤマハ)
  5. チューバ(B&S
  6. クラリネット(クランポン、ヤマハ)
  7. フルート(ムラマツ、パウエル)
  8. ピッコロ(ハンミッヒ、パウエル)
  9. サックス(セルマー、ヤナギサワ、ヤマハ)
  10. オーボエ(マリゴ)

上記の楽器以外にも様々なメーカーが存在しファンがいます。あくまで中高校生の個人買いが多いメーカーを書いていますが、楽器メーカーによって自分の好みの音色を奏でる楽器は存在します。

有名ブランドであれば、そのメーカーのファンは一定数存在しますので欲しいお客様は必ずいらっしゃいます。

楽器屋さんと買取業者の違い

簡単に説明すれば楽器屋さんは国内のお客様に販売しています。

買取業者は楽器以外のビジネスも手がけています。中古楽器に関しては国内外がターゲットです。

  • 楽器屋さん 専門的なショップ。基本的に国内での販売
  • 買取業者 買取した楽器を国内外向けに販売し様々なビジネスを展開しています。

結論から言うと買取価格に差があるような感じではありません。

以前、買取で店に来られた時に買取価格のリストを見せていただきましたが適正です。

よく調べている買取金額です。
高くも安くもない金額です。

正直、店の価格と照らし合わせても全然問題ない金額です。

売りたい楽器の査定だけしても損はしないでしょうね。

買取業者は国内外の販売です。要するに販売経路が楽器店より幅広いです。

その分、楽器の買取量も多く、このように広告も出して買い取りをしています。

どちらがいいの?

売りに関しては、どちらでもいいでしょう。

急ぎでなければ、最初に買取業者に査定してもらい、その後、地元の楽器店でも聞けばいいのではないでしょうか?

至急、現金化したい!!
その場合は、大々的に広告まで出しているのは買取業者に査定してもらう価値はあります。

特に地方だと買取業者に聞いた方が早いでしょう。
間違っても、ブックオフとかに持ち込まないように。

ただし、少しだけ買取金額がどのような感じなのか頭に入れとく必要があります。

市場価格と中古楽器の相場

正直車と一緒です。
買取10万→売値40万ってこともザラでしょう。

例えば新品定価80万
新品の売値が70万のホルンがあったとします。

程度も問題ない楽器で同じ機種だとします。

70万では買取はしません。

新品が70万で販売されているのであれば、同じ機種を中古として購入したい金額は存在します。

程度が良い楽器なら35万〜45万近辺が売値ではないでしょうか。

これが60万とかだと、あと10万出せば新品が買えるので中古としての旨味がなくなります。

あくまで値引きした新品より安い金額でなければなりません。

楽器屋、買取業者だと70万の新品の楽器の中古の売値が35万相場とすれば買取金額は15万〜20万近辺でしょうか。

状態が悪ければ15万を切ることも十分あります。

中古楽器を購入する店は?

これは楽器店一択でしょうね。

買取業者の場合、買取に関しては大差ないにしても販売はよく分かりません。

それに中古楽器は新品の楽器と違いメンテナンスが必要になってきます。

初心者が手を出す代物ではない部類です。

初心者のうちは、音がきちんとなることが絶対条件です。何が悪いか判断がつかない初心者は中古楽器に手を出すと上達スピードに影響します。最初はエントリークラスの新品を購入する方が上達の近道です。

まとめ

現金化、地元に楽器屋さんがない場合は買取業者に査定してもらう方がいいでしょう。

査定は無料ですからね。
聞くだけでもいいと思います。

中古楽器購入は楽器屋さん一択です。
絶対メンテナンスが必要になってきます。特に木管楽器の中古は注意が必要です。

修理と付き合いながら状態を維持していかないといけないので、ある程度楽器の知識は必要になります。

間違っても初心者のうちは手を出さない方が賢明です。

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