2026年4月1日ビュッフェ・クランポン・ジャパン価格改定

2026年4月1日ビッフェ・クランポン・ジャパン価格改定

1年に2回程度価格改定を発表しています。
値上げは数回あっているので1回で上がる金額は少ないですが、それでも数万程度は上がっております。

今回は、ビュッフェ・クランポンクラリネット、ハンスホイヤーホルンの価格改訂情報をお知らせいたします。

ビュッフェ・クランポンクラリネット

ビュッフェ・クランポンの価格改定が再びやってきます。今回の改定で特筆すべきは、E11からRCまでの価格は据え置きである一方、上位機種の価格がさらに上昇している点です。

注目が集まる「E13」の立ち位置

最近、特に選ばれることが増えているのがE13です。

価格: 430,100円(トラディショナルパッケージ)

上位モデルのR13やRCが625,900円と、ついに60万円の大台を突破した今、「50万円以上の出費は厳しいけれど、長く使える一本を」と考える方にとって、E13は非常に現実的な選択肢となっています。

今回の価格改定(4月1日〜)の対象モデル

今回は、主にプロフェッショナルモデルが対象となっています。

対象: Tradition, Festival, Prestige, Tosca, Legend

上がり幅: 約21,000円(Festival)〜28,000円(Tosca)

一見すると「リード数箱分(約2万円)」の微増に見えますが、クランポンは年に数回の改定を繰り返しているため、トータルでの上昇額は数年前と比較して倍近く(R13が30万円台だった頃が懐かしいですね…)になっています。

「今が最安値」はいつまで続くのか

メーカーや楽器店がよく口にする「今が最安値」という言葉。これほど説得力を持って(、そして切なく)響く時代もありません。物価高騰の波が止まらない中、購入を迷っている方にとっては、文字通り「今日が一番安い日」と言わざるを得ない状況です。

ハンスホイヤーホルン

クランポンに続き、ハンスホイヤーも価格改定の波が押し寄せています。特に吹奏楽層に絶大な人気を誇る「801」シリーズの上昇は、今後の楽器選びに大きな影響を与えそうです。

■ 801MAL:ついに税込90万円台中盤へ

旧価格: 820,000円(税抜)

新価格: 860,000円(税抜)/ 946,000円(税込)

今回の改定で約40,000円の値上がりとなりました。

「たかが4万円」と思うなかれ。この差額があれば、JK(ヨット・カー)やティルツのマウスピース、あるいはSTミュートといった必須アクセサリが余裕で揃ってしまいます。

今後、さらに改定が重なれば「801が税込100万円」という時代も現実味を帯びてきました。そうなると、初心者に気軽にお勧めできるモデルではなくなってしまうかもしれません。

■ G10(ガイヤータイプ):上昇幅はさらに深刻

上位機種のG10にいたっては、さらに厳しい上がり幅です。

旧価格: 1,110,000円(税抜)

新価格: 1,180,000円(税抜)/ 1,298,000円(税込)

こちらは一気に70,000円のアップ。

もはや「少し頑張れば買える」というレベルを超え、プロモデルとしての風格(と価格)が一段と高まってしまった印象です。

少し出せば、このクラスが買える…は過去の話し

購入方法
購入方法

クランポン】主要モデルの現在地と「後悔しない」選び方

現在、クランポンの主要モデルは価格帯によって明確に役割が分かれています。

■ クランポン主要モデル価格表(税込)

20万円台:E12F(トラディショナルP) … 298,000円

40万円台:E13(トラディショナルP) … 430,100円

60万円台:R13(トラディショナルP) … 625,900円

70万円台:RC(トラディショナルP)  … 709,500円

「R13系統」E13とR13

数年前までは「E12を購入し高校生、社会人になって上位機種買い替え」「初心者が最初からR13」という選択も珍しくありませんでしたが、現在はE13との間に約20万円の壁があります。

R13:ポリシリンドリカル・ボア(多筒内径)

複雑に組み合わされた内径設計により、クランポン特有の「豊かで芯のある音色」を実現。奏者の要求に応える高い表現力を持ちます。

 E13:スチューデント・ボア(シンプル内径)

少ない息でも楽に鳴ることを優先。初心者がバテずに遠くまで音を飛ばせる「吹きやすさ」に特化しています。

【アドバイス】

予算が許すなら迷わずR13ですが、今の価格差を考えると、無理をせずR13の血統を継ぐE13を選び、差額をリードやメンテナンス代に充てるのも非常に賢い選択です。

楽器って買ったら終わりではなく定期的なメンテナンスが必要になります。いくら高級機種を持っていてもノーメンテだと、その機種のポテンシャルは発揮されません。

【新定番】もう一つの最高峰「RC」とは?

R13と並んで語られる名機がRCです。70万円台と高価ですが、R13とは全く異なる魅力を持っています。

設計の特徴:

R13が「内径」に特徴があるのに対し、RCは全体のボア設計を見直し、音の均一性とピッチの安定性を極限まで高めています。

音色の違い:

R13: 明るく華やかで、遠鳴りするサウンド。

RC: 非常にまろやかで、深くしっとりとした「クラリネットらしい」上品な響き。

ターゲット:

フランスを中心に欧州で絶大な支持を得ており、吹奏楽だけでなくオーケストラやアンサンブルで、周りと溶け込む上質な響きを求める方に最適です。


ホルン選びのガイドライン:目的に合わせた「今」の最適解


楽器価格が上昇している今、将来の目標やプレイスタイルによって選ぶべきモデルは変わります。現在の主要モデルの価格(税込)を整理しました。
■ 主要モデル価格一覧(税込)

モデル価格(税込)特徴・立ち位置
ブリッツ (Briz)495,000円圧倒的なコストパフォーマンス
ヤマハ YHR-567D537,000円安心の定番エントリーモデル
イーストマン EFH682D627,000円鳴りの良さで人気の新勢力
ヤマハ YHR-671D891,000円確かな操作性のプロフェッショナルモデル
ハンスホイヤー 801MAL902,000円世界基準のスタンダード
ハンスホイヤー G101,221,000円憧れのガイヤータイプ・最上位機種
  1. 「いつかはアレキサンダー103」を目指すなら
    将来的に「アレキ103」への買い替えをゴールに据えているのであれば、今、無理をして60万円以上の機種を購入する必要はない、というのが私のアドバイスです。
  • 最初のステップとしては、50万円前後のモデル(ブリッツやヤマハ567Dなど)で基礎を磨き、その差額を将来の「本命」のために貯めておくのも賢い選択です。
  1. 「趣味として一本を長く」楽しむなら
    買い替えを前提とせず、趣味として一生付き合える相棒を探すなら、ハンスホイヤー G10まで視野に入れることをおすすめします。
  • ハンスホイヤーの楽器(特にG10)は、「持ち心地が軽く」感じられ、長時間の演奏でも疲れにくいのが特徴です。大人の趣味として楽しむ方には、この「扱いやすさ」が大きなメリットになります。
  1. 耐久性と個体差について
    「ヤマハ以外は壊れやすいのでは?」と心配される方も多いですが、当店でメンテナンスしているブリッツやイーストマンのお客様を見る限り、耐久性に問題はございません。

*ただしブリッツ、イーストマンは個体差があるので、きちんと選定してもらいましょう。長期在庫品やネットでポチらないようにしましょう。

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