TSE
さまざま金管楽器メーカーにパーツを供給しているドイツのSeibold(ザイボルト)社。
そのSeibold(ザイボルト)社から金管楽器のための音質向上アイテム“TSE(Tone Stability Enhancer)”が発売されました。
バルブとバルブの間に装着することで、適度な抵抗感をもたらし、音のツボがよりクリアになります。
また、より密度の高い芯のあるサウンドを得ることができます。
音の移行がしやすくなり、1つ1つの音の粒がクリアになります。
特別な工具なしで取り外しができますので、演奏場面に合わせて使用されてはいかがでしょうか。
TSE入荷
TSE入荷しました。
画像の物はピストン楽器用になります。
装着する箇所は3番ピストン側の隙間に挟んであげると効果的です。
もちろん1番2番ピストンの隙間でも全然問題ないです。お好きな部分に挟んで試してみることが大事ですね。
この手の商品あリーフレックなど有名です。
実際に使ってみて感じるのは、古い楽器で装着すると音がギュッと締まる感じですかね。
多分、古い楽器は金属疲労が出ているので効果的なのかもしれません。
あと、安いエントリークラスの楽器とか良いかもです。若干、きつくなりますので、元々抵抗感があるような楽器の場合は合わないかもしれません。
反対に、楽器が古くなってきて「なんか軽くなったな」って感じるようなら試してみるのもありです。
リーフレックだと輪ゴムでの装着でセッティングが怠いですが、こちらは挟んでからネジで閉めます。なので取り付ける部分もリーフレックのような自由度はございません。
劇的に変わるような効果ではなく「あ! 違うね」程度なので過度な期待はしないほうがいいでしょう。でも数千円で何かが変わるのであれば安いの買い物です。